ネヴァ惜しい4着。
初の海外遠征に望んだ今年のAJCC優勝馬ネヴァブション。
彼が選んだのはクイーンエリザベス2世C(香G1)。
後藤騎手を背にしたネヴァブションは序盤から果敢な逃げを展開。
直線を向いてもしぶり気味の馬場を味方に粘り込みを図ったが
ゴール前は4、5頭が横一線となる大激戦に持ち込んだが、
最後は馬場の中央を伸びてきたビバパタカ、リザーズディザイア、スーパーサテンに差され、
勝ち馬から1馬身半差、タイム差にして0秒23差の4着に終わった。
悔しい敗戦にも鞍上の後藤騎手は「「直線は馬場の内が重くなっていたので、
先行馬には厳しいコンディションだった。その中でリズムを崩すことなく、
この馬のレースができた」と愛馬を褒めた。
ネヴァブション(Never Bouchon)は、日本の競走馬。
主な勝ち鞍は2007年日経賞(GII)、2009年・2010年アメリカジョッキークラブカップ(GII)。
馬名は冠名のネヴァ+店の名前(フランス語で「ボトル栓」の意)より。
アルティマお疲れ様。
キンシャサノキセキのGI初勝利で幕を閉じた高松宮記念。
このレースを最後に1頭の快足の牝馬が引退した。彼女の名前はアルティマトゥーレ。
クラシックの出走、GI勝利こそなかったが、
セントウルステークス、シルクロードステークスと並居る牡馬を倒し
スリープレスナイトの引退以降、最速牝馬として君臨していた。
最後のレースはスタートで後手を踏んだものの5着。
鞍上の横山典騎手も「あんなところで何でつまずくかな、
でも直線はよく伸びていた。馬は悪くなかったし、無事が一番。いい馬でした。」と愛馬を労った。
アルティマトゥーレは日本中央競馬会の競走馬(父内国産馬)である。
名前の由来は世界の果てからである(世界(Ultima)に母エアトゥーレの名前の一部を足した名前である。)。
ドバイ勢金星ならず…
27日、(UAE)アラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行なわれた
ドバイ・ワールドカップ、ドバイ・シーマクラシックなどに出走した日本勢のは
世界の壁の前にぶち当たった。
まず、ゴドルフィンマイル(G2)に出走した根岸Sの優勝馬グロリアスノアは
しぶとく伸びたが4着。
ドバイ・ゴールデンシャヒーン(G1)に出走した昨年のスプリント王のローレルゲレイロも
4着と惜敗。
満を持してドバイ・シーマクラシック(G1)登場したブエナビスタは
名手ペリエに導かれ直線鋭く伸びたが3/4馬身及ばず2着。
そして世界最高峰にレース、ドバイ・ワールドカップに出走したレッドディザイアは
パドックの時点でのイレ込みが激しく力を出し切れず11着と敗れた。
ドバイワールドカップ
(ドバイWC、またはドバイW杯とも。アラビア語:??? ??? ???????,英語:Dubai World Cup)
とは毎年3月下旬の土曜日にアラブ首長国連邦を構成する首長国の1国、
ドバイにあるメイダン競馬場のオールウェザー2000メートルで行われる競馬の競走である。
武落馬につき桜・皐月に黄信号
27日に阪神で行なわれた毎日杯で武豊騎手が騎乗した4番人気ザタイキは、
直線残り200メートルで故障を発症、
宙に投げ出された武豊騎手は、激しく馬場に叩きつけられた。
ザタイキは左中手骨開放骨折のため予後不良の措置がとられたが、
精密検査の結果「左鎖骨遠位端骨折」「腰椎(つい)横突起骨折」「右前腕裂創」と発表した。
当初は右手関節の亀裂骨折が疑われたがエックス線の結果、
明らかな骨折は認められなく全治期間は未定と発表。
桜花賞ではアプリコットフィズ、皐月賞はヴィクトワールピサ、
天皇賞・春でフォゲッタブルとコンビを組むはずだったが騎乗は絶望的となった。
しかし、過去にもスピード復帰を何度も果たしており驚異の回復力は発揮されるのか?
ローズいざ皐月賞へ!
今春始動のスプリングSで3着と惜敗し、
連勝が3でストップした昨年の2歳王者ローズキングダムが中山の荒れた馬場を考慮し、
一時皐月賞回避しダービー一本を示唆していたが、出走の意向を正式に発表した。
管理する橋口調教師は「生涯一度のクラシックで、みんなの期待が大きな馬。
出ることにした」とコメント。
これでメンバーが揃った本物の戦いが見れそうだ。
ローズキングダム(Rose Kingdom)は日本の競走馬である。
主な勝ち鞍は、2009年の朝日杯フューチュリティステークス。
薔薇一族の一頭。サンデーレーシングのクラブ馬。
母・ローズバドはフィリーズレビュー勝ち馬。馬名の意味は「薔薇の王国」。
また作曲家の平尾昌晃が一口馬主となっていることでも知られる。